普段何気なく使っているまくらカバー。実は雑菌がたくさん発生している可能性があります。
もともと枕というのは、通気性がよくありません。睡眠時間によっても異なりますが、5時間から8時間は頭皮から出る汗を吸収し続けています。
その間には皮脂も分泌されますし、ずっと頭がくっついているので蒸れている状態です。
通気性が悪く、蒸れていると雑菌が繁殖しやすい環境となります。そこで発生した雑菌は、当然まくらカバーにもくっつくことに。
肌荒れはまくらカバーが原因かも
きちんとしたスキンケアを心がけて、栄養を考えた食生活をしていても肌荒れが起こる場合は、もしかしたらまくらカバーが原因かもしれません。
毎日頭皮の汗や皮脂を吸収する枕やカバーは、じんわり汗をかくぐらいの天候で着けている下着と同じような状態になります。
下着は毎日変えるので、雑菌が繁殖しても大きなトラブルにはつながりません。しかし、まくらカバーを毎日取り替えるという人は、あまりいないのではないでしょうか。
直接肌に触れることが多いまくらカバーによって雑菌が顔につくと、肌荒れが起こってしまう可能性が考えられます。
まくらカバーの交換頻度
美肌のためには、まくらカバーは毎日取り替えることが理想です。
ただ、仕事をしていたりストックの余裕がなかったりする場合は、まくらカバーを毎日洗濯するのは難しいかもしれません。
どうしても無理なら、最低でも1週間に1回は必ず洗濯するようにしてください。
ですが、以下の人だと、定期的にまくらカバーを洗濯でも、肌荒れが起こるかもしれません。
- 洗い流さないヘアトリートメントやオイルをつけている
- 保湿クリームを肌にたっぷり塗っている
皮脂に加えて、美容ケア用品の成分がつくことで、さらに雑菌が増えてしまう可能性があります。
この場合の解決方法として、あるコツをご紹介するので参考にしてくださいね。
カバーを毎日取り替えるコツ
まくらカバーを頻繁に交換できない場合、インテリア的にはちょっとダサくなってしまいますが、まくらカバーにタオルをかける方法がおすすめです。
フェイスタオルだと、豊富なストックがある家がほとんどだと思います。洗濯だと手間がかかりますが、タオルを交換するだけだと、そこまで苦にならないはずです。
ただ、どうしてもタオルで寝具が不格好になってしまうのがイヤなら、やはり枕カバーは3枚ぐらいのストックを揃えておきましょう。そして、毎日取り替えてください。
カバーは毎日洗う習慣がないので、なんとなく面倒に感じるかもしれません。ですが、タオルや下着などと同じように洗うだけですから、慣れればそこまで手間はかからないですよ。
肌荒れ防止のためにも、まくらカバーの取り替える習慣をつけておくと良いでしょう。
まとめ
トラブルのない美しい肌を目指して、基礎化粧品でしっかりスキンケアをする人はたくさんいると思います。
ですが、しっかりお手入れをしているのに何故か肌が荒れてしまう、という悩みを持っている人も多いはず。
洗顔やスキンケアを正しいやり方で行っており、睡眠や食生活にも気をつけているのに肌荒れが起こる人は、まくらカバーに原因があるかもしれません。
そんな場合は、できるだけまくらカバーを交換して、清潔な状態を保ってくださいね。