大人数での会話が苦手だと感じている人は、けっこういるのではないでしょうか。
その気持ち、とてもよくわかります。
大勢の中で自分の意見を言うのは勇気がいりますし、周りの目が気になってしまうこともあるはずです。
しかし、いくつかのコツを掴むことで、大人数での会話も楽しめるようになるかもしれません。
今回は、大人数での会話が苦手な人が抱えがちな悩みと、乗り切るための方法を紹介していきますね。
大人数の会話が苦手な人が抱えがちな悩み
大人数での会話に苦手意識を持っている人は、以下のような心境になっていると思います。
- 何を話せばいいかわからない
- 周りの目が気になってしまう
- 話についていけない
- 自分の意見を言うのが怖い
このような気持ちに覚えがあるなら、具体的な対処法を試してみてください。
大人数の会話を乗り切るための具体的な方法
それではここからは、どんなふうに会話を乗り切ればいいのかを紹介していきます。
聞き役に徹する
苦手意識を持っている人は、「何か話さなければいけない」という気持ちに包まれていることがあります。
そこで無理に話そうとせず、まずは聞き役に徹することです。
相手の話に興味を持ち、相槌や質問をすることで、会話に参加しているという安心感を得られますよ。
共通の話題を見つける
事前に話題をいくつか用意しておくと安心です。
大人数で話をするケースというのは、前もって予定としてわかっていることがあります。
例えば、仕事での交流会や趣味の集まり、地域のコミュニティなど。
その場合、交流する予定の人たちが興味を持つようなニュースや最近の出来事をピックアップしておきます。
少人数での会話を意識する
最初から大人数での会話全体に参加しようとして、変に意気込んでしまうことはあると思います。
ですが、あまり勢い込むと、空回ってしまうかもしれません。
まずは隣の人や目の前の人など、少人数との会話を意識してみてください。
話の腰を折らない
誰かが話している最中に、その話を遮るのは避けたほうが無難です。
人数が多ければ意見するタイミングがわからなくて、つい盛り上がっている会話に割り込んでしまうことがあります。
しかし、たとえたくさんの人と話をしていたとしても、話の腰を折ってしまうと「空気が読めない人」という印象を与えかねません。
会話をスムーズに進めるためにも、相手の話に耳を傾けることが大事です。
その上で、適切なタイミングで自分の意見を述べましょう。
完璧主義をやめる
会話は完璧である必要はありません。
多少言葉に詰まったり、うまく話せなかったりしても、気にしすぎないことが大切です。
重要なのは、相手とコミュニケーションを取ろうとする気持ちだといえますよ。
ポジティブな言葉を使う
会話の中で、ポジティブな言葉を使うように心がけましょう。
例えば、「すごいですね」「面白いですね」など。
相手を肯定する言葉を使うことで、会話が明るく楽しい雰囲気になります。
間違っても、人の悪口や愚痴などは言うべきではありません。
誰から漏れるかわからないので、ネガティブな話題は避けるべきです。
人の悪口や愚痴で盛り上がってしまうと、大人数が参加しているため、後日他の人の耳に入る可能性があります。
そうなると、人間関係のトラブルに発展するかもしれません。
深呼吸をする
大人数を前にすると、慣れていない場合はどうしても緊張します。
不安になったり焦ったりしてしまうときは、深呼吸をしてみましょう。
ゆっくりと息を吸って、ゆっくりと息を吐くことを意識してみてください。
心が落ち着き、リラックスして会話に臨むことができます。
大人数の会話に慣れていく
大人数の会話に慣れるためには、経験を積むことが大切です。
最初は緊張するかもしれません。
ですが、積極的に大人数の集まりに参加することで、徐々に慣れていくことができます。
オンラインでの会話を活用する
オンラインでの会話は、対面よりも緊張しにくいというメリットがあります。
最近では出会いや趣味の集まりなどで、オンラインでのイベントがよく開催されているため、参加しやすいといえるでしょう。
オンラインでの会話に慣れておくことで、対面での会話にも自信が持てるようになりますよ。
会話を続ける上で大切なこと
- 相手の話に興味を持つ
- 笑顔を心がける
- 適度な相槌を打つ
- 質問をする
これらの対処法を参考に、少しずつ大人数での会話に慣れていくことが大切です。