お墓参りって、遠方だとついつい忘れがちになってしまうことがあります。そしてたまにいく時には、お花選びに迷ってしまうこともあるでしょう。
どんな花がいいんだろう、もしかしてマナー的に見てNGな花を選んでしまっているんじゃないかと、不安になることもあると思います。
そして母の日が近いとカーネーションを選びたくなりますが、実際のところ、お墓参りの花選びのマナーってどうなっているのでしょう。
お墓参りの花選びのマナー
お墓参りに供える花ってどんなものを選べばいいんだろうって考え込んでしまいますが、実は特に決まりはありません。
そのため、花の種類にもこれといった指定はないけれど、棘などが付いているものや香りの強いもの、毒のあるものについては避けた方がいいと言われています。
故人が好きだった花を供えるのが一番良いということですね^^
しかし故人の好む花には棘が付いているけれど、どうしても供えたい、そんなときは最低限トゲだけは取っておきましょう。
お墓参りの定番の花とは?
お墓参りに比較的よく使われている花はリンドウか菊です。「菊には邪気を払う効果がある」と昔から言われていることも、お墓に供える花として大きく影響しているのだと思います。
さらに長持ちすることでも知られていますので、お墓参りのお花として最適だと言えるでしょう。実際にお彼岸の時期になるとお店などでは菊をよく見掛けるようになります。それだけお墓参りの花としてポピュラーなのでしょう。
長持ちする花については、セット品としてホームセンターやスーパーなどでも売られていることが多いです。
また、花の値段としては一束1000円程度が相場となっていますが、お盆の時期はお墓参りに行く人が増えるため値段が若干高くなる傾向があります。
花の濃淡ってどう?
色に関しても特に決まりがあるわけではありません。一般的に知られていることは、亡くなってからあまり時間が経過していない場合には、色が淡いものを基調とすることが良いと言われています。
逆に亡くなってから時間が経過している場合には、少しだけ色の濃いものを選んでいく方が推奨されています。
カーネーションってどう?
「母の日」に近い日、お墓参りへ行くとカーネーションが供えられている光景を見たことがあります。母を思う気持ちがとても伝わってきて、こういう花選びも素敵だなと感じました。
そして亡くなった方へは白いカーネーションが推奨されていますが、これは好みで良いと思います。実際に母の日間近のお墓には、赤いカーネーションが飾られていましたよ^^
結局はどれほど故人を偲んでいるかということになると思います。
あとがき
「おばあちゃんこの花好きだったな」、「おじいちゃんこんな花好きかな」などと考えながら会いに行ってあげることが、亡くなった方にとっては一番の供養になるのかもしれませんね。
お墓参りの花選びはあまり難しく考えることなく、亡くなった方を想いながら選んであげることが一番だと言えるでしょう。