断言法という、不思議な願望達成のやり方があります。
アメリカの漫画家である、スコット・アダムス氏が提唱した方法なんですね。
具体的には、「努力ではどうにもならない願望をかなえられる」といわれているメソッドのこと。
そんな断言法のやり方を、説明していきますね。
断言法の仕組みとは
断言法とは、「願望を断言する文言を書き続ける」という方法です。
おそらく、断言法という言葉がなかった頃から、このやり方を実践していた人はたくさんいると思いますよ。
例えば、ダイエットを決断すれば、「目標マイナス3キロ」という言葉を書いて、壁に貼ったといった経験は覚えがあるはず。受験のときは、「必勝」や「合格」ですね。
これらの言葉を書いて視覚に入れることで、自分でも意識しないレベルの気持ちの中に入りこんでいきます。
このことから、書くだけでかなえられるというよりは、意識の奥深くに願望達成を刻み込む手伝いができる方法といえるんですね。
それによって、知らないうちに、願望達成に向けて行動を取るようになります。
これが、断言法で願望が達成できるといわれている根拠でしょう。
断言法の書き方
断言法の書き方はとても簡単です。願っていることを1日15回書くだけ。
- 私○○は、○○になる
- 私、スコット・アダムスは全国区の漫画家になる
実際に、この書き方でスコット・アダムスは書いた通りに全国区の漫画家になりました。
かなり眉唾ものの方法ですが、ネットを中心に実践する人がとてもたくさんいるんです。
誰でも簡単に願いがかなうなら、試してみたいと誰もが思うのでしょう。
もちろん努力も必要
提唱者のスコット・アダムスは、努力は不要だと語っています。だけど、やっぱりそれなりに頑張らないといけません。
断言法で書いて意識に刻みつけ、その言葉を見ることで、さらに奥深くに願望を浸透させます。
この行動によって、意識していないレベルで、心が願望達成に向けて行動し始めるんですね。
願いを書いた文字を無意識に刻み付けると、関連する情報や出来事をキャッチしやすくなるのでしょう。
その結果が、願望へ向けてスムーズに進んでいくことにつながるんです。
自然と願う方向へ行動していくので、本人は努力しているつもりはないのもしれません。
断言法の元ネタ
スコット・アダムスは、アメリカで人気がある「ディルバート」という漫画の作者です。
「ディルバート」はアメリカだけでなく、現在は世界中に広がっている作品なので、知っている人も多いと思います。
この成功が断言法によるものだとしたら、かなり試してみたくなりますよね。
そして元ネタですが、スコット・アダムスが1998年に発表した「ディルバートの未来予測―21世紀における愚の繁栄」という本に、断言法の書き方が掲載されているそうです。
まとめ
意識が願望に向かうためのお手伝いをしてくれる断言法は、とても簡単な方法です。
一応、毎日15回書くといわれているけれど、気分が乗らないときは書かなくても大丈夫。
それだけではなく、断言法を信じるも信じないも関係なく、手書きでなくても問題ないとか。
制限がなく、かなり自由なので、気楽に始められますね。
願望を達成するためだけではなく、夢や願望を再確認するためにも、書くという方法はかなりおすすめですよ。
ぜひ試してみてくださいね。