耳をすませばの都市伝説「雫はルイーゼの生まれ変わり?」

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青春を描いたジブリアニメと言えば「耳をすませば」ではないでしょうか。原作は柊あおいさんの漫画で、1980年、1990年代の「りぼん」という少女雑誌で活躍された方です。当時読んでいた世代は懐かしく感じていることでしょう。

そういう私も懐かしく感じた年代ですので、子供時代に親しんだ漫画家さんの作品がジブリで映像化されると知ったときは、とても驚くと同時に嬉しくも感じました。

そんな「耳をすませば」には色々な噂や都市伝説があります。今回はいくつか興味深いエピソードをまとめてみました。

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耳をすませばの都市伝説

耳をすませばは主人公の雫が天沢聖司と恋に落ちて行く様子を、雫が描く物語と共に描かれています。

雫はルイーゼの生まれ変わり?

天沢聖司の祖父である西司朗が経営する、地球屋というアンティークショップがあります。

偶然たどり着いたこの場所で、雫は様々なことに悩んで苦しみ成長しながら、このお店で猫の人形であるバロンに出会います。そのバロンに魅せられた雫は、自分で物語を書いていくのですが、そのバロンを目前にあるセリフを漏らします。

「不思議ね。あなたのこと、ずっと前から知っていたような気がするの。時々、会いたくてたまらなくなるわ。」この言葉からある都市伝説が生まれました。

実は雫は、おじいさんの恋人だったルイーゼの生まれ変わりではないかと囁かれているのです。

元々バロンは、おじいさんがドイツ留学中に一目ぼれした人形です。そしてバロンには恋人の猫がいるのですが、修理中だったためおじいさんがバロンを手に入れたときは傍にいませんでした。

バロンと恋人の猫を引き合わせると約束しましたが、おじいさんは帰国することになりました。バロンの恋人はルイーゼという女性が引き取っているはずですが、戦争が始まりその後彼女とは音信普通になっています。

今でもおじいさんが彼女を想っていることは、ルイーゼが夢に出ていることからもよく分かります。

雫は自分が書いた物語の中で、バロンの恋人にルイーゼと名付けています。偶然なのでしょうが、運命的なものを感じて生まれ変わりなのではないかという都市伝説が誕生したのでしょう。

見ると憂鬱になるアニメ!?

耳をすませばは学生のさわやかな青春を描いた作品ですが、実は見ている人を憂鬱な気分にさせたるというウワサがあるのです。

登場する人物の中にいる天沢聖司は、ヴァイオリンを作ったり演奏ができるという多彩な才能を持っています。また、物語の終盤ではイタリアにヴァイオリンを作りに留学してしまうのですが、とてもお洒落で将来が期待できる男の子として描かれています。

そんな天沢聖司と恋愛関係である雫は、正にラッキーガールと感じるでしょう。そしてラストシーンでは、帰国後まだ学生なのにプロポーズまでされています。

このことから作品を見ている人たちは、自分の人生と重ね合わせてしまい、憂鬱な気分になってしまうと言われています。

学生時代あまり充実した日々を送ってこなかった人間にとって、2人の淡い恋愛は眩しすぎるということでしょう。えー、その気持ちとても分かります(笑)

それでも素敵な作品ですので、テレビで放送されていたら見てしまいますね。

実は聖司はストーカー!?

人気者である天沢聖司ですが、実は雫のストーカーだったのではという都市伝説があります。ストーリーをじっくり見ていると、納得する人も多いと言われている説とはどんなものなのでしょう。

天沢聖司と雫がまだ知り合いでもなかった頃に、雫が図書館へ行き本を開くと必ず「天沢聖司」と言う名前が、貸し出しカードに記載されています。天沢聖司は本当に読書が好きで本を借りていたのか?それも雫の読む本ばかりを・・・という疑問が湧いてくるという訳です。

作中でも実際に聖司が読書するシーンは後半ではほとんどありません。このことから天沢聖司は雫の借りそうな本を先回りしてチェックし、自分の存在に気づいてもらおうとしていたのではないかと言われているのです。

なんとも突拍子もない説だと感じます。前もって読みそうな本を借りるという行為は無理ではないでしょうか^^;

しかし実際、夜中に雫の家の前にいるというシーンがありますので、素敵な恋物語として見ていたら「運命だね」なんて納得しますが、普通に考えると恋人でもない男子がイキナリ家の前にいたら、まぁ怖いです(笑)

こういったことから天沢聖司ストーカー説があるのですが、ちょっと面白いですね。

まとめ

耳をすませばは、他の人気ジブリ作品に比べてあまり都市伝説は多くないですが、だからと言って人気がないということではありません。テレビで放送されるとそれなりに視聴率がありますので、やはり見る人の関心が高いと言えます。

淡い恋物語は人に感動を与え、学生時代の思い出がよみがえったりすることもあるでしょう。懐かしい気持ちにさせてくれる耳をすませばを、歳を取ってから見るのもまた味わい深いのかもしれませんね。

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