自分では普通にしているつもりでも、気が付いたら「妙な人間関係に悩まされていた」なんてこと、一度くらい覚えがあるのではないでしょうか。
そういう場合は、悪縁が影響しているかもしれません。
よくない縁が周りに存在していると、良縁は遠ざかってしまいます。そこでおすすめの方法が、風水での縁切りです。
良縁を呼ぶための悪縁切り
現状を変えたいと思っているのなら、自分でも無意識に「この環境はよくない」と感じている可能性があります。
そんなときは、悪縁を断ち切る必要性があると言えるかもしれません。
悪縁を断つことで、良縁を呼びやすくなるから。
悪縁だらけに囲まれている状態だと、せっかくの良縁がやってきても、「なんかヤバそう」と思われて避けられてしまうことが考えられます。
例えば、「この人と一緒にいるといつもろくなことがない」と感じるような人と、関わったことはありませんか。
そういう人は、確実に他人の運気を下げています。
運を下げてくる人とは、早く縁を切るべき。一緒にいることで、自分の運気も落ちてしまうからです。
また、マイナス思考な人もよくありません。「どうせ私なんて」「結局何しても駄目なんだ」といつも言っているような人と一緒にいると、自分までマイナスの気を受け取ってしまうのです。
せっかくの良縁が巡ってきても、運気を下げてくる人たちと関わり続けると、素敵な縁も遠ざかります。
ですので、自分にとってよくないと感じたら、縁を切るべきなのです。
縁切りするための風水術
ただ、そうはいっても、縁切りしたいばかりに揉めごとになるのは嫌なもの。そんなときは、風水での縁切りがおすすめ。
風水は、古代の中国で発展してきた、衣食住の流れを考えて編み出された開運方法です。
整理整頓と掃除は基本
風水的に考えて、身の回りを常に清潔にしておくことは基本的なこと。整理整頓は全体運を上げる方法でもあります。
不要品やモノがあふれた部屋では、運気は下がる一方です。
日常を過ごす部屋がゴチャゴチャしているだけで落ち着かなくなり、それが気持ちの乱れに繋がることも。
それと、縁切りしたい相手から貰ったモノがある場合は、早めに処分する必要があります。
モノには、気持ちや念がこもっている可能性が考えられるのです。身近に置くことで、よくない影響を引き起こしかねません。
そこで常に整理整頓を心がけているだけで、部屋もスッキリして気持ちも落ち着きます。
もし運が悪くなってきたと感じるなら、まずは部屋の掃除をして開運効果を狙うべきですね。
鏡を使った縁切り
風水では、鏡は水を表します。気の流れを止めたり邪気を跳ね返したり、運の方向性を変えたりできる便利グッズです。この鏡は、縁切りにも使えます。
悪縁を結んでいる人からの気を遮断する意味でも、その人に鏡を向けるのです。
また、人だけでなく不快なものや不安を感じる物体の影響を弱めるともいわれています。
職場で嫌な上司がいれば、その人に向かって鏡を向けたり、デスクに小さな鏡を置いてみたりしてみてください。
そして、玄関は運の入り口です。そのため、玄関に鏡を置くことで、開運効果に期待できます。
しかし、邪気を跳ね返す効果があるからといって、正面に置くのはよくありません。良い気まで跳ね返してしまうからです。
玄関の正面に鏡がある場合は、ちょっとした対処がおすすめ。布をかけて目隠ししたり、玄関と鏡の間に観葉植物などを置いたりするのです。
ただ、鏡は置く場所によっては、開運効果に期待できます。家の中から玄関を見て左側に置く鏡は、金運や良縁を運んできてくれるといわれているのです。
このように、風水では鏡は重要なアイテム。洗面所やお風呂場にある鏡、いつも持ち歩いている手鏡など、掃除してきれいな状態を維持しておくと良いでしょう。
塩を使った縁切り
塩は邪気を払って清浄にしてくれるとされています。実際に祭事などで使用されているので、なんとなく塩の持つ力を実感している人は多いのではないでしょうか。
この塩の持つ邪気払いの効果に、悪縁切りを応用する方法もおすすめです。
盛り塩は厄除けや浄化の作用があるので、自宅に置くことで悪縁を切ってくれるでしょう。
塩を使った縁切りでは、塩まじないも良いと思いますよ。悩みごとを書いた紙を、燃やしてスッキリさせるのです。
書き方は、「○○さんと縁が切れない」と、そのまま悩みを文字にすればいいだけです。火を扱うので、実行するときには注意してくださいね。
まとめ
縁切りすることで悪縁から離れられて、良縁を運んできてくれます。掃除や整理整頓で開運効果を狙い、鏡や塩を使用して縁切りを実行してみましょう。
職場でのパワハラ上司や腐れ縁の元恋人、学生時代から何かと面倒をかけられている友人。そういった縁を切ることで、良縁を結びやすくなります。
気になる縁切りの方法があれば、試して気持ちも身の回りもスッキリさせてみてくださいね。